公益財団法人似鳥国際奨学財団

財団概要 事業内容 財団関連情報 財団生(OB含む)の皆さんへ Top page
  • 日本語
  • English
  • 中文

財団概要

設立趣旨


代表理事 似鳥 昭雄

似鳥国際奨学財団の設立趣意書

 近年、国際的に国家間のグローバル化、ボーダレス化の進展は、驚異的でわが国においても他国からの影響、他国との相互依存の度合いは深さを増すばかりです。
 しかし、このことも相互の理解なしには、誤解、反感、トラブルを招く恐れがないとは言えません。そのような危惧をなくすには、異なる文化や歴史的背景を持つ人々の交流が効果的であります。
 とりわけ、留学生の交流はこれに合致するものであり、わが国が外国人留学生の受入れを重要施策と位置づけて大きな役割を果たすことを期待する理由であると思います。
 ところで、わが国への留学生は増加の一途をたどり、2003年にはついに10万人を超えるに至りました。そのうちの93%はアジア諸国からの留学生です。アジアからの留学生は先端的な研究を行う優れた研究者の下で、あるいは近隣国であるため、日本の高等教育機関で学びたい、研究を行いたいとして留学しています。
 率直にいって、他の先進国と比べて日本は、留学先としては必ずしも優れているとは言えないといわれています。すなわち、言葉の問題、物価高、宿舎事情が悪いこと、民間奨学金が少ないこと等で、留学環境の不備が指摘されるところであります。その中にあって経済的困窮にありながら、それに負けずに勉学に励む者が多く来日しています。
 わが国は、その繁栄をアジア諸国と共にすることが期待されているため、円滑な関係を維持する必要あり、また歴史的にも深い係わりを持ってきたことから、アジア諸国からの留学生が留学生活上、多くの苦難を強いられていることを看過することはできません。
 以上のような状況を踏まえ、アジア諸国の若者たちの勉学上の夢が叶うことを願い、ここに関係方面ご賛同を得て、財団法人 似鳥国際奨学財団を設立し、留学生の奨学援助を行い、もってアジア諸国の友好 親善と人材の育成に寄与しようとする次第であります。